台風12号和歌山那智勝浦災害ボランティア [#h544d7ed]

  • 10/8~10/9日
    那智勝浦町井関地区、市野々地区へ行き、泥出し支援を行ないました。
    (伊丹市社協のバスで10名で参加しました)
    • 那智川の氾濫で、多くの家が浸水、倒壊していました。前回(約2週間前)の川関地区より被害範囲は多く、氾濫した土砂や流木は床上を超え、家の中は泥だらけ、家屋の倒壊も多く見られます。
    • 作業は個人宅の床上、床下の泥出し、家財道具の搬出、畑に流れた流木等の整理でした。
    • 畑に散乱している大きな流木には、10~15名掛かってようやく運べるような大きさの物もあり、自然の力の凄さに驚かせられます。
    • 地域内の被害も、大きな被害を受けた場所と少ない場所との差で大きく異なりました。北から南に(上流から下流に)地面に勾配があり、氾濫した土石流の流れが早く大きかったものと思われます。
    • 近くを流れる那智川には、上流から流れてきたと思われる大きな石(岩石)や流木が無数に散乱しています。また地区内を流れる幅の狭い用水路も、側面が壊れ大きな破損が見られました。
    • 那智川河口付近の様子
      画像の説明
      ↑那智川河口から約380m左岸の堤防が破壊された様子
      画像の説明
      ↑那智川河口から約260mJR紀勢本線に掛かる鉄橋の様子(遠景)
      画像の説明
      ↑JR紀勢本線の落橋部分(拡大)
  • 9/24~9/26日
    那智勝浦町川関地区へ行き、泥出しを行ないました。
    (ひょうごけん災害支援ボランティアバスで参加、39名で参加しました)
    • 那智川の氾濫で、約1.5mほど(目測)浸水した痕跡があり、床下の泥も約5~15cmぐらい積もっていました。道路の側溝は泥が積り、排水ができません。
    • 支援作業は、5グループに分かれ、各グループ約8名で、支援家庭に向かいました。 作業は、主に泥出しです。床上まで浸水し、家財道具も水につかっていますが、水道が断水で水が使えません。
    • 支援に行った場所は、那智川の左岸で、河口から約1.4km付近、川が左に蛇行している地域でした。近くの那智川は、堤防敷の舗装道路の下まで”えぐられ”陥没していました。
      また近くの橋は壊れ通行不可でした。
    • なお当日(9/25・9/26日)は那智山に向かう(上流に向かう)国道43号線は通行規制されていました。
      バスは、近くの「道の駅」に止めて、歩いて現地に向かいました。
    • 写真は、那智川の状況です。
    • 画像の説明
      左岸の堤防敷が、えぐりとられ、道路が陥没しています。